分電盤って、家づくりのときに「どこに付けるか」まで考えていますか?
私は1軒目では、あまり深く考えていませんでした。
邪魔にならない場所なら、それでいいと思っていたんです。
でも、暮らしてみて気づきました。
分電盤は、必要になったときに使いやすいことが大事だった。
2軒目では、1軒目や借家での経験をもとに、分電盤の場所と高さを見直しました。
今回は、わが家が分電盤を玄関横のクローゼットに設置した理由をご紹介します。
① 分電盤は「普段使わないからこそ」気づきにくかった
1軒目では、分電盤がファミリークローゼットの高い位置にありました。
普段はほとんど触らないので、特に気にしていませんでした。
ところが、北海道で2018年に大きな地震が起き、ブラックアウトを経験。
街灯も信号も消えて、家の中も真っ暗になりました。
そんなときに、
「分電盤、もっと使いやすい場所にしておけばよかった」
と強く感じました。
その後に住んだ借家では、分電盤は脱衣室のお風呂のドア横の高い位置。
洗濯物が出ている日も多く、ブレーカーが落ちた際に、暗い中で踏み台を置いて確認するのは、思っていた以上に大変でした。
普段は気にならない。
でも、ブレーカーが落ちたときには必ず使う。
そんな設備だからこそ、「必要になったとき」のことまで考えておく必要があると感じました。
② 2軒目は「踏み台なし」で届く高さに

2軒目では、分電盤を玄関横のクローゼット内に設置しました。
そして、高さは踏み台を使わなくても手が届く位置に。
実際に、新居でも1階のキッチンまわりだけブレーカーが落ちたことがあります。
そのときも、分電盤の表示が目線の高さにあることで、すぐに対応でき、そのまま復旧できました。
以前のように、
「踏み台どこだっけ?」
「どのブレーカーが落ちてる?」
と慌てることもありませんでした。
特別なことではありませんが、手が届く高さにしておいてよかったと実感した瞬間です。
また、ブラックアウトを経験してから、停電したときの明かりについても考えるようになりました。
どこにいても分電盤までたどり着けるように、停電時にも光る保安灯を、あらかじめ適切な場所に取り付けました。
普段はあまり意識しませんが、スマホが手元にないときに停電すると、やっぱり怖いもの。
「停電しても対応できる明かり」を確保しておくことも大切だと感じています。
👇わが家で使っている保安灯はこちら
③ 玄関横のクローゼットなら、普段は目立たない

分電盤は、毎日見るものではありません。
だから、リビングなど目につく場所にあるより、普段は気にならない場所にしたいと思っていました。
わが家では玄関横のクローゼット内に設置。
必要なときはすぐ開けられるけれど、普段は扉の中なので目立ちません。
また、点検や設備工事のときも案内しやすくなりました。
以前は作業員さんを案内するときに、
「片付けておけばよかった……」
と思うこともありましたが、今は生活スペースを見られることもありません。
普段は隠れていて、必要なときにはすぐ使える。
わが家には、このくらいの距離感がちょうどよかったです。
分電盤は「どこに付けるか」だけじゃなかった
家づくりでは、間取りや収納、コンセントの位置などは一生懸命考えます。
でも、分電盤のような設備は、
「邪魔にならないところでお願いします」
で終わらせてしまいがち。
私も1軒目ではそうでした。
でも実際に暮らしてみると、
「普段は使わないけれど、必要なときにはすぐ使える」
ことが大切でした。
わが家が2軒目で意識したのは、
- 踏み台なしで手が届く高さ
- 必要なときにすぐアクセスできる場所
- 普段は目立たず、点検もしやすい場所
という3つ。
分電盤に限らず、家づくりでは「普段どう見えるか」だけではなく、実際に使う場面を一度想像してみる。
それだけでも、住んでからの「ここ、もう少し考えればよかった」が減るかもしれません。
⭕ あわせて読みたい
▶ お母さん任せにしない|2軒目で見直した収納と動線
▶ 階段下収納はアウター専用に|家族が自然に片付けられる収納計画
▶ シューズクロークより先に考えたい|玄関を“生活のハブ”にした間取り
▶ 子どもが自分で準備できる収納|玄関横クローゼットの詳細と工夫


コメント